
シリーズの中で最も奇想天外な作品である『龍が如く 海賊ヤクザ、ハワイに現る』ですが、そのボリュームが『龍が如く8』と比べてどの程度なのか気になるプレイヤーも多いでしょう。ゲームの長さとチャプター構成について、知っておくべきすべてを紹介します。
『龍が如く 海賊ヤクザ、ハワイに現る』チャプター構成
本作の物語は5つのチャプターで構成されており、これは『龍が如く7外伝』と同数です。一方、広大なストーリーを持つ『龍が如く8』に比べると、かなり短めの内容となっています。
チャプターとその正式なタイトルは以下の通りです:
第1章:難破
第2章:闇の奥
第3章:老人と海
第4章:宝島
最終章:白鯨
冒険は、主人公・真島吾朗がハワイの「リッチ島」に流れ着くことから始まります。この島の名は、実際の富ではなく、元の所有者にちなんで(皮肉にも)名付けられています。記憶喪失に陥った吾朗は、ヤクザの世界に関する知識は保っているものの、自身の正体については完全に忘れてしまっており、この謎が物語全体を通して展開される興味深い伏線となります。
特筆すべきは、シリーズでお馴染みの東京・神室町が登場しない点です。シリーズの常連プレイヤーは当初、慣れ親しんだ舞台を懐かしむかもしれませんが、ハワイの舞台(『龍が如く8』にも登場したエリアを含む)は、第2章から始まる新鮮な探索の機会を提供してくれます。
ゲームクリアまでの目安時間
ストーリーを一本道に進めるプレイスタイルでは、おおよそ16~20時間かかります。一方、すべてのサイドコンテンツも体験しようとする完全制覇を目指す方は、約40時間を見込んでおくと良いでしょう。ゲームはエンディング後も続けて遊ぶことができ、ストーリークリア後のコンテンツを整理するのに便利です。
時系列とプレイ順序について
本作の物語は『龍が如く8』の出来事の直後に設定されており、独立した物語ではありつつも、今後のシリーズ展開への布石となる可能性を秘めています。『龍が如く8』の知識がなくてもプレイはできますが、新規プレイヤーは注意が必要です。本作の物語序盤で、『龍が如く8』の重大なプロットポイントが明かされてしまうからです。
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