EAは、プレイヤー向けテスト施策と開発インフラに関する発表と共に、今後のバトルフィールド新作の初公式プレビューを公開しました。
協調的開発アプローチ
この短いプレアルファ版ゲームプレイ公開に伴い、EAは開発過程でプレイヤーフィードバックを取り入れるための革新的プラットフォーム『バトルフィールド・ラボ』を発表しました。EAは『バトルフィールド・スタジオズ』を通じて4つの主要開発スタジオを統合:
- DICE(ストックホルム):マルチプレイヤー開発主導
- モーティブ・スタジオ:シングルプレイヤーミッションとマルチプレイヤーマップ制作
- リップル・エフェクト:バトルフィールドプレイヤー層拡大に特化
- クリテリオン・ゲームズ:シングルプレイヤーキャンペーン開発
コアゲームプレイへの回帰
バトルフィールド2042のマルチプレイヤー専用路線を転換し、新作では伝統的なシングルプレイヤーキャンペーンが復活します。EAは現在の開発段階を「重大局面」と表現し、選ばれたテスターにNDA保護下での参加を呼びかけています。
テスターの評価対象:
- コア戦闘メカニクスと破壊システム
- 武器/車両バランス
- マップデザインと分隊ダイナミクス
- クラスベースゲームプレイ(アサルト、エンジニア、サポート、リコン)
モダンウォーフェアの復興
本プロジェクトは、バトルフィールド2042の評価を受けた後、シリーズ黄金期(バトルフィールド3/4)の再現を目指すEAの意欲的試みです。コンセプトアートが示す要素:
- 現代戦設定(歴史/未来テーマからの脱却)
- 海上・空中戦要素
- ゲームプレイ要素としての環境災害
- 64人上限(バトルフィールド2042で不評だった128人マップからの後退)
EAはこれをシリーズ存続の「死活的な局面」と位置づけ、テストは欧州/北米サーバーから段階的に全世界参加へ拡大予定です。リリース詳細は未発表ですが、複数スタジオ総動員の「オールイン」戦略は、バトルフィールドシリーズへの多大な投資を示しています。